落ち込んでいる女性と病原体

口腔カンジダの特徴と感染経路

薬を飲んでいる女性

口腔カンジダの特徴は、喉などの口腔内にカンジダという白癬菌が感染してしまった状態で、口の中の皮が剥がれてしまったり、白いブツブツとした白斑が出てくる場合もあります。
放置すると、広範囲に菌が拡大していき、口腔粘膜の広範囲が白苔に覆われてしまうこともありますので、早めに治療を受けることが大切です。
カンジダ菌の感染経路は、性交渉による場合もありますが、元々、この菌は人の体内にいる菌ですので、免疫力が低下してしまった時に、口腔カンジダになってしまうこともあります。
風邪をひいてしまった時や、体力のない時などは、発症しやすくなりますので、注意しましょう。
また他人に感染させてしまうこともありますので、口腔カンジダになった時は性交渉は避け、他人にうつらないようにしなければなりません。

カンジダは肥満状態にある人や糖尿病の持病がある方の場合、なりやすい傾向があります。
また女性の場合、免疫力が低下する妊娠中や、ピルを服用している時にも発症しやすくなります。
また母子感染にも注意をしましょう。
赤ちゃんが口腔カンジダになる場合もあります。
鵞口瘡という病気で、新生児の場合、母体の産道が感染経路になっている場合もあります。

他にもカンジダ菌を持った人の手や指から人工ミルクを受け取り、哺乳瓶からカンジダ菌に感染する場合もあります。
母親の乳首にカンジダ菌がある場合、母体の乳首からカンジダ菌に感染し、口腔カンジダになる場合もありますので、注意が必要です。
乳児の鵞口瘡の症状は、ほとんどが無症状ですが、たまに痛みなどがある場合があります。
またカンジダ菌が便の中に出る場合もあり、その場合は、カンジダ菌によるオムツかぶれが起こる場合もあります。
乳児の場合は、口腔カンジダになっているか、なかなか気づくことができませんので、口の中に白いミルクカスのようなものがあり、こすっても取れなかった場合は、病院で診てもらう必要があるでしょう。

治療法と病院について

口腔カンジダ症は皮膚科で治療を行うことができます。
もし持病などを持っていて、ステロイド薬や抗生剤を治療薬として服用している方の場合、口腔カンジダ症を発症したら、かかりつけの担当医に相談をするようにしましょう。
この病気の特徴は、本人に自覚症状がない場合があることです。
乳児の場合は軽症で済むこともありますので、発症したことに気が付かない場合もありますので、高齢者や子供の場合は、周囲の大人が早く気付いてあげるべきでしょう。

病院での検査方法は、最初に顕微鏡での検査を行います。
口腔内の粘膜組織を綿棒で擦り取り、スライドグラスに塗り付け、顕微鏡で菌を調べます。
病院での治療法は、内服薬を使用するのが一般的です。
塗る効果もある薬を用い、口の中でなるべく長く、内服薬を含んでから、その後に飲み込みます。
口内にあるカンジダ菌を殺菌することができますので、医師に定められた使用期間、使用回数を守る必要があります。
他にも病変部に塗り薬を塗って行う治療法がありますので、症状に合わせた治療法が行われます。

乳児の治療法は、軽症で済む場合もありますので、経過観察だけで終わる場合もあります。
哺乳に影響があるほど、カンジダ菌が広がってしまった場合は、シロップの薬を喉に1日3回から4回ほど塗っていきます。
薬を塗ってから数日すると次第に治っていきますが、なかなか治らない場合は、保育者の手指や乳頭を清潔に保つこと、哺乳瓶の消毒を徹底するようにしましょう。
妊娠中の方がこの病気になった時は、病院は産婦人科で相談されるとよいでしょう。
妊娠中の方の場合、通常時よりもカンジダにかかりやすくなり、口腔内にも発症する場合もあるからです。
抗真菌剤を投与すれば、短期間に治していくことができるでしょう。